物語 『元の世界では』
元の世界では、撃ちませんでした。
彼はその一言を、はっきり口に出した。
「この世界でもそうだとは限りません。ですが、賭けます」
本作の世界を、一人の男が五つの国を渡る五篇の連作として書きました。第一篇はワシントンの閣議室から始まります。
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1941-11-20 · 真珠湾まで、あと十八日
帰り道の坂で光に包まれ、気がつけば1941年11月の軍議室にいた。ここは過去ではない。人の名も艦の名も、わずかに違う。手元のスマートフォンには見覚えのないアプリが一つ——ATLAS。十八日後の朝に何が起きるかを知っているのは、この部屋であなただけです。
周回
一つの国を戦い抜くと、次は別の国から始まります。アメリカ、日本、中国、ドイツ——十か国。同じ人間が、同じ道具を持ったまま、前の周では敵だった側に立つ。
ATLAS には次の周回へ持ち越せる特典があります。勝てば解禁される項目もあれば、どう終わらせたかで決まる項目もあります。講和で終えれば外交団が、小国で勝てば弱小国補正が。負ければ、一つも増えません。
持ち込めるのは、前の世界で得たものだけ。世界そのものは、毎回ゼロから始まります。
十八日で、何を変えるか
どの海域を先に押さえるか。補給線をどこまで伸ばすか。研究をどの方向に振るか。上陸をいつ仕掛けるか。決めるのは司令部の判断だけ。そして海戦になれば、旗艦の舵を自分で握るか、艦隊に任せるかを選べます。



画面と映像は開発ビルドのもの。艦艇の3Dモデルは仮のものです。
国ごとに、別の戦争
日本には、海上護衛総隊をもっと早く立ち上げる道がある。アメリカには、Mark 14魚雷の欠陥に二年を費やさない道が。ソ連には、将校団を失わずに済む道が。どれもその時に選べたはずで、選ばれなかった手だ。国を選ぶとは、その国が打てなかった手を引き継ぐということ。
現代の倫理を持ったまま、そこへ行く
現代から行く人間が持っていくのは技術の知識だけではありません。ものの見方も一緒に持っていきます。この作品では、それが気持ちの問題ではなく、はっきり損得として現れます。
収奪が最も儲かり、住民と折り合いをつける協調が最も儲からない。恐怖で押さえつければ、しばらくして占領下の士気が落ち、結果として敵の結束が固まる。まっとうにふるまうと当面は損をしているように感じられますが、長く続けるほど、その効果が現れてきます。
国力で押し切るか、和平の形を先に作るか。二年目までに講和の見通しを立てられなければ、三年目の夏には輸送船が足りなくなります。講和の準備は、戦っている最中から始めなければ間に合いません。
苛烈な講和は次の戦争を呼びます。周回はその先の世界まで続きます。
次の周では、前の周で敵だった国に立ちます。同じ知識を持ったまま反対側から見たとき、前の周の自分の選択がどう見えるか。それも、この作品の一部です。
物語 『元の世界では』
彼はその一言を、はっきり口に出した。
「この世界でもそうだとは限りません。ですが、賭けます」
本作の世界を、一人の男が五つの国を渡る五篇の連作として書きました。第一篇はワシントンの閣議室から始まります。
第一篇を読む →その先の世界
1.0以降に任意購入の有料DLCを三本計画しています。現在の本体・早期アクセスの範囲外であり、内容・名称は変更される場合があります。
本編の戦役は、このDLCがなくても1995年まで延長できます。任意購入の冷戦・戦後PACでは、史実の冷戦開始年代、冷戦・戦後イベントとその分岐を追加します。

ATLAS を通じて、現代の艦隊が1941年の海に現れます。あなたはその司令官として着任します。ISOT(現代艦隊が丸ごと別の時間軸へ移る物語)です。

南米の覇権争いをはじめ、本編の外側の戦域へ。

Steam 早期アクセスで発売。2026年10月の Steam Next Fest に参加予定。DLC は三本を予定しています。対応言語は日本語・English・简体中文・Русский・Español・Português・Português (Brasil)。